境内社
須賀神社
御祭神 素戔嗚尊(すさのおのみこと)
悪疫退散 災害防除
津屋崎祇園山笠は、正徳四(1714)年に博多櫛田神社祗園社から勧請。
3本の山笠が7月19日に近い日曜日、町中を舁き回ります。
八大龍王(はちだいりゅうおう)社
御祭神 仏法を守護する八体の竜神。出典:法華経。
祈雨・止雨の神
昭和・戦前は浜ノ町海岸付近にあったのを移転
蛭子(えびす)社
御祭神 西宮大神(蛭子命:兵庫県西宮神社)
事代主神(大国主命の息子で、国譲りを承諾)
津屋崎では豊漁祈願の場合、「蛭子」と記すことが多い。
蛭子石像には「津屋崎漁業組合・阿部正弘」と書かれている。
沖町蛭子大明神
御祭神 西宮大神
以前、沖町にあったものを移転
恵比須(えびす)社
御祭神 西宮大神
4社、河原崎・塩浜(末広)・下魚町。
津屋崎では商売繁盛の場合、「恵比須」と記すことが多い。
佐礒(さぎ)社
御祭神 疱瘡除けの神
疱瘡(天然痘)除け。江戸時代津屋崎塩浜(末広)にあったのを移転。
唐津森神社
御祭神 稲荷
商売繁盛
江戸時代後期から廻船業で儲けた浜ノ町唐津屋の屋敷神を、昭和18年4月、
唐津屋本家が移転。
庚申(こうしん)塔
御祭神 猿田彦神(神道系) 青麺金剛(仏教系)
碑文「庚申碑」
文久元(1861)辛酉歳 施主 近江屋徳治・山脇吉松 十月上浣吉辰
天満宮
御祭神 菅原道真 学問の神様
菅原道真が大宰府配流の途中、嵐で津屋崎に上陸、村人が面倒をみた。
お礼の蓑と笠を焼いて御神体とした。
寛永三(1626)年には、新町に火乞神社としてあり。
大正時代初期、天神町と新町のを合祀し祭る。
皇大神宮
御祭神 天照大神 神恩感謝
以前、上本町にあったという。
六之(ろくし)神社
御祭神 義民六人士(庄屋・左兵衛、組頭・七郎兵衛、長兵衛、甚兵衛、佐右衛門、弥右衛門)
寛永十七(1640)年津屋崎浦の漁場拡張した6人が処刑された。
天保五(1834)年神として祭られる。
事代主(ことしろぬし)社
御祭神 事代主神(大国主命の子)
3社。左側の鳥居には「蛭子神社 北本町町中」とある。
稲荷社
御祭神 倉稲魂命(うかのみたまのみこと) 五穀神 農耕 商売
食べ物を司る。五穀豊穣。浜ノ町にあった。
津屋崎清田ヶ浦から移転
金刀比羅神社遥拝所
御祭神 大物主神(おおものぬしかみ) 応神天皇 仁徳天皇 神功皇后
大己貴命(おおなむちのみこと) 名少彦命(すくなひこなのみこと)
大海津美命(おおわたつみのみこと
津屋崎在自(あらじ) 金刀毘羅神社を拝む場所。 通称:首塚
座頭社
御祭神 澳津彦神 奥津姫神
福岡の座頭は、竈・火・家の神に対し、お経を読んだ。
「荒神社 竈神也 澳津彦神 奥津姫神」と波折神社縁起書にあり。
「竈門神社 上本町」と福岡県地理全誌(明治初年)にあり。